飛び込み営業に「辛い」というイメージを持ってしまうと、仕事そのものを嫌いになってしまいます。
なぜなら飛び込み営業は営業職の業務の大半を占めるからです。
ですが考え方の根底を改めれば、飛び込み営業は少しでも楽に感じれるようになります。
そこで今回は今でも法人営業をしている私が飛び込み営業を辛いと思ってしまう5つの原因と、それを踏まえた上でどうしたらその問題を解決できるのか説明してきたいと思います!
飛び込み営業が辛いと感じる5つの原因
飛び込み営業はを辛いと感じる人は多くいらっしゃいますが、大抵の原因は以下の5つが考えられます。
- ノルマが課せられている
- 周りは成果が出ているのに自分は出ていない
- 知らない所にいきなり訪問するのが怖い
- 体力的にキツい
- ルーティーンに飽きてきた
です。
それぞれ解説してきます。
会社や上司からノルマが課せられてしまったり、周りは成果がで出ているのに自分は出ていないとプレッシャーで押しつぶされてしまいそうになります。
営業の成果は見える化する事により、ノルマに達していなかったり周りより成果が劣っているとどうしても多大なストレスを抱えてしまいます。
事実私自身、営業職1年目の研修時は成績が最下位続きという事もあり何度も悩まされてしまいました。
他人との比較は百害あって一利無しですが、分かっていてもついしてしまいます。
次に知らない所に突然訪問する事については、怒られるかもしれないという恐怖感からくるものです。
営業マンの性格にも寄りますが、こちらは場数を踏む事が克服への第一歩かと思います。
また丸一日外回りとなると体力的にも厳しいですよね。
特に真夏、真冬、大雨の日は体力を使うので尚更厳しくなってきます。
そしてルーティーンに飽きてしまう事は毎日が同じ事の繰り返しと感じてしまい、先が見えないストレスが原因と言えるでしょう。
これら5つの原因をまとめてみると、それだけあなたが真面目に取り組んでいる事がそもそもの問題点であることに気づかされます。
なぜなら飛び込み営業で成果を出すには、正攻法だけではなくちょっとした遊び心やアイディアが時には必要だからです。
たとえば常識にとらわれすぎてしまうとアポイント無しで訪問する事は失礼にあたりますので、飛び込み営業で成果を出すのは難しくなってしまいますよね。
ここで私がちょっとした遊び心を持って飛び込み訪問をした時の事を例にしてみます。
もし担当者様に取り次いで頂けたとしても、私は担当者様が何か話をしても聞こえないフリをします。
申し訳ございません。聞き取れなかったのでもう一度お願いします。
このようにして徐々に近づき、もし隣のポジションが取れたら敢えてそこから話を進めていきます。
隣にいる事によって精神的にもグッと近づく事が出来るので、以降の話もスムーズにしやすくなるのです。
上記の例は少し型破りではありますが常識にとらわれすぎずに飛び込み営業をしていると、遊び心も取り入れた感があり少しでも楽だと感じれるようになるのです。
心を軽くする5つの対策を紹介!
飛び込み営業が辛いと感じる原因が分かったところで、次は対策として精神的にも体力的にも心が軽くなる方法をお伝えしていきます。
5つにまとめてみましたので順に見ていきましょう!
成果が出なければ未来への種まきだと思い込む
万一、飛び込み営業でその日に全く成果が出なくても落ち込む必要はありません。
飛び込み営業自体もともと未来への種まきなのです。
ですので飛び込み先には名刺とチラシは必ず渡すようにしてください。
飛び込みの最大のメリットは相手先に足跡を残せる事です。
逆に何も渡さなければ未来への種まきにならないので注意しましょう。
ノルマがある時は名刺獲得を意識する
もし会社でその日のノルマが課されている場合は、頑張って名刺を獲得するようにしましょう。
法人での飛び込み営業の場合、見積り獲得がその日のノルマとして課せられる事も多いと思います。
万一その日の見積り獲得数がゼロだったとしても、上司から成果を問われた際に、最悪名刺さえあれば何とでも切り返す事ができます。
ホームページを予め調べておけば大体どんな会社か分かります。
名刺はその日飛び込みをしたという証拠にもなりますし、獲得すれば心の負担を一気に軽くする事が出来るのです。
堂々と外に出れると考える
飛び込み営業実施日の最大のメリットは堂々と外に出れる事です。
終日事務所内にいると、誰かに監視されている感があり気疲れしてしまいます。
外でランチもできますし、ちょっとした買い物もできます。
外に出る事によって、堂々と気分を晴らしましょう。
荷物は極力軽くする
荷物は極力軽くしましょう。
鞄と靴は軽量の物を選び、鞄の中身は不要なものは入れないようにします。
そして営業車で回る時は思い切って鞄は持たないようにするのも効果的です。
その際の具体的なスタイルは、
- 胸ポケットに名刺入れ・小型ノート・ボールペンを入れる
- クリアファイルに入れたチラシ・資料を片手で持ち、片手はフリーにする(雨の日は片手で傘)
- ズボンのポケットにスマホ(長丁場の場合はもう片方のポケットに財布)を入れる
これで体力を奪われる事なく件数を回れます。
応用として、電車移動で回る際は鞄本体をコインロッカーに入れるのもオススメです。
思ったより成果が出た場合は早めに切り上げる
思ったより成果が出た場合は早めに切り上げるようにしましょう。
オススメは喫茶店で本日得た見込み案件を整理・後追いする事です。
見込み案件への記憶と熱が熱いうちに先へ進める事は極めて重要です。
逆に見込み案件に対して、スピード感を持って対応出来なければその方がリスクとなってしまいます。
休憩を兼ねて翌日以降のスケジュールや作戦を立てるのも良いでしょう。
時間的に余裕があり休憩が長引きそうな場合は、
- 読書する
- 外出先で出来る仕事をその場で行う
- 仮眠する
など自分の時間を有意義に使う事もできます。
このように飛び込み営業で少しでも心が軽くなる方法を一言で表すなら、遊び感覚を取り入れる事だといって良いでしょう。
まとめ
今回、飛び込み営業を辛いと感じている方は、正攻法で真面目に向き合っているのが原因かもしれません。
時には常識にとらわれすぎず、遊び感覚を取り入れてる事によって少しでも心を軽くする事が出来ます。
原因と対策5選でお伝えしましたが、成果が出ている場合は頑張りすぎず、全く出ていない場合は頑張って名刺を貰い、未来への投資だと思って気にしないようにしましょう。
今回の記事を参考に、飛び込み営業は少しでも楽なんだと実感して頂けたら幸いです!