営業職において、いくら頑張っていても「ダメな営業マン」という烙印を押されてしまうことがあります。
なぜなら営業は結果が全てだからです。
ですが少しでも成果が出れば「ダメ」というレッテルは解消できるとも言えますよね。
そこで今回は今でも法人営業をしている私が、ダメなレッテルを克服したい営業マンに向けて、ダメな営業マンの特徴と口癖、改善策を3つ紹介していきたいと思います!
ダメな営業マンの特徴とは?
ダメな営業マンの特徴とは常にお客様に主導権を握られており、こちらからアクションを起こさない人です。
なぜならお客様から常に言われっぱなしとなってしまい、こちらからは何も提案が出来ず新しく何かが生まれないからです。
たとえば、私は人材派遣会社に勤めておりますが入社して間もない頃、引越しシーズンにお客様からのニーズに応えきれずひどく怒られてしまった経験があります。
それは3月のある日のこと、仕事が終わり帰宅しようと思った時にお客様からの電話を受けてしまいます。
明日何とか1名派遣お願いできませんか。うちに7:00に来てくれたら現場まで連れて行きますよ。
畏まりました。
結果として人は見つからず、翌朝私自身が引越し現場で就業する形となってしまいました。
畏まりました、と引き受けた段階でお客様には出来ると思われてしまったのです。
後になって思うと最初に電話を受けた段階で、
- 一旦探してはみるが、何時までに返答すればよいかを確認する
- そもそも今から探すのでは時間が遅いので、特別手当を交渉する
- 朝7時が早く集まりにくいので、時間ゆっくりめでも直接現地に行けないか提案する
など、上記のようにこちらから提案しアクションを起こせばいくらでも解決策はあったのではないかと思います。
このような理由からダメな営業マンの特徴をひとつわかりやすく言うなら、受け身体質な人といって良いでしょう。
ダメな営業マンの口癖とは?
次に、ダメな営業マンに共通する口癖とは一体何でしょう。
その口癖はすいませんです。
この「すいません」には、
- 思考停止状態でとりあえず誤っておく
- 自信のなさからとっさに出てくる
- ミスをして誤っている
など様々な意味が含まれておりますが、いずれもお客様に主導権を握られているのが影響していると言えるでしょう。
たとえば日頃からその場しのぎで「すいません」と言っている営業マンに誠意を感じるでしょうか?
口癖で毎日のように「すいません」と言ってしまっているからこそ、ここぞという時に誠意が伝わらず「ダメ」というレッテルを貼られてしまうのです。
なのでダメな営業マンと思われないためには、今すぐ「すいません」という癖を意識的に口に出さないよう徹底していきましょう。
改善策を3つ紹介!
ダメな営業マンの特徴と口癖が分かったところで、次は具体的な改善策を紹介していきます。
3つにまとめてみましたので順に見ていきましょう!
出来ない事を出来ると言わない
ダメな営業マンは出来もしないのに全部出来ると言ってしまいがちです。
お客様の無茶ぶりにも平気で答えようとします。
もちろん何が何でもやり切れるのであれば問題は無いですが、納期がギリギリになってやっぱり厳しい場合、結果として後に多大なる迷惑を掛けてしまいます。
お客様から出来ない事を相談受けた場合は、どこまでだったら出来ますがどこからは厳しい、と早めの段階で伝える事が肝心です。
それだけでも信頼度は大きく変わってきます。
途中経過を逐一報告する
途中経過を逐一報告するようにしましょう。
特に大きな案件を受ける場合や新しい依頼を引き受ける際は必須となります。
こちらも納期ギリギリになってやっぱり厳しくなると、お客様の信用を大きく失ってしまいます。
万一仕事そのものの方向性が間違っていた場合に、その場からやり直しを始める事ができます。
膨大なやり直しを防ぐためにも途中経過を逐一報告するようにしましょう。
分からない事は素直に聞く
分からない事は素直に分からないと伝えましょう。
このような事はないでしょうか?
- 知ってるふりをしてその場をやり過ごす
- 今更聞けないので後でひっそりと調べる
理解をしていないにも関わらず、理解をしてる体(テイ)で話が進むと後で取り返しのつかない事態に発展してしまいます。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。
分からない事は素直に聞く勇気を持ちましょう。
ただし同じ事を2度3度聞かないように注意が必要です。
まとめ
今回、ダメな営業マンの特徴を一言で表すなら「すいません」が口癖な受け身体質な人かなと自戒の意味も込めて結論付けさせて頂きました。
なるべくそうならないように行動を改めたいですね!
ですが私の経験上、出来ない事を出来ると言わない事だけ守ればとりあえず大丈夫だと思いますので、まずはそこから実行して、出来る営業マンに一歩でも近づいて頂ければと思います!