法人営業において新規活動を繰り返していると初めての新規契約を交わす瞬間が訪れます。
そしてその経験は大きな自身へと繋がりモチベーションになるでしょう。
しかし一方で必ず訪れる壁が立ちはだかります。
それは定期的に新規契約を上げないといけないというプレッシャーです。
定期的に何かを成し遂げるという事は流れも大きく関係し、営業職を長く続ける上で誰しもがスランプに陥る事はあります。
そこで今回は法人営業での新規活動において定期的に新規契約が上がらない方に向けて、スランプの原因とたった2つの解決策を解説していきます!
新規営業でのスランプの原因とは?
新規営業でのスランプの原因とは主に2つから生じます。
それが
- 周りとの比較
- すぐに成果を求めてしまう事
です。
なぜなら法人営業で新規活動を行う時、会社規模や状況にもよりますが複数名で行う事がほとんどだからです。
同期やライバル社員と月の契約件数を競い合う様な形を取る会社も多く、やはり営業マン誰しもがみんな好調なのに自分だけ…と周りと比較してしまいがちではないでしょうか。
たとえば日々営業活動をしている中でライバル社員が新規契約を上げている中、差を詰めようとしてもすぐには成果が出ませんよね。
この事がより一層焦りを生みスランプへと発展していきます。
私自身も入社したての頃は、研修という名目で約半年間同期社員数名と月の契約件数を競い合う様な形で営業活動を行っておりました。
研修課題は期間中に3件の新規契約をあげるというもので、達成した後それぞれ正式に支店配属という流れになります。
ライバル社員が目標達成し次々と支店配属されていく中、私のみが半年後も新規獲得ゼロで研修期間延長という結果になりました。
周りは好調なのに自分だけ成果があがっていない焦りからか、目の前の案件に集中できずスランプに陥ってしまったと言えます。
そしてすぐの成果を求めてしまう余り、その事がお客様にも伝わってしまい空回りが生じてきます。
このような理由から新規営業でのスランプの原因とは周りとの比較とすぐの成果を求めてしまう事というのがしっくりくるでしょう。
たった2つの解決策を紹介!
新規営業でのスランプの原因が何か分かったところで、次は具体的な解決策を紹介していきます。
2つだけにはなりますが内容まとめましたので、順に見ていきましょう!
数か月先目線で質より量を追い求める
すぐの成果だけを求めてしまうとどうしても余裕の無い営業マンとしてお客様に伝わってしまいます。
まずは飛び込み営業にせよテレアポにせよ、圧倒的な量をこなし数か月先目線で取り組んでいきましょう。
量をこなしているとそのうちに即効性のある案件と出会える可能性が高まってきます。
見込み案件の繁忙期を把握する
見込み案件によって扱っている商品やサービスが異なり、季節ごとに繁忙期も異なってくるでしょう。
たとえば飲料水であれば夏場、引っ越しであれば3・4月が繁忙期となり、コロナ渦である昨今は日用品ならオールシーズン繁忙となります。
業種業態だけでなく、それぞれの会社ごとでも繁忙期は当然異なってきますので先方担当者にしっかりとヒアリングし次のアプローチ時期を選定しましょう。
繁忙期を把握しているだけで新規獲得の角度は高まります。
量をこなしていくので1件1件覚えておくのは現実的に不可能なので、しっかりと管理することが肝心です。
まとめ
ここまで新規営業でのスランプの原因と、たった2つの解決策を見てきましたがいかがでしたでしょうか?
新規営業でのスランプとは周りとの比較とすぐの成果を求めてしまう事が主な原因と言えます。
そしてそれらは、
数か月先目線で質より量を追い求める事と、見込み案件の繁忙期を把握する事で解決するのでこれらの事を是非日々の営業活動に活かしていって下さい!
コメント